赤塚祐二 「リトグラフ1980-93」: 赤塚祐二

Overview

オオタファインアーツではこの秋最初の企画展として「赤塚祐二 リトグラフ1980-93」を開催します。

近年、「現代美術の視点 形象のはざまに」(東京国立近代美術館、国立国際美術館)
や「VOCA展'94-新しい平面の作家たち」(上野の森美術館)などの主要な現代美術展に出品しその重厚で骨太の表面をもつペインティングは知られるようになりましたが、もともと大学で版画作家として出発した赤塚の80年代のリトグラフ作品は見過ごされがちです。

リトグラフとは版上でなされる化学変化を利用した版画の手法。油と水が反発しあう性質を利用すると同時に版というメディアを媒介とする間接的な手法です。

 
Installation Views