Biography

グオリャン・タンは、半透明の布を支持体にし、水を多く含んだアクリル絵具を布に染み込ませて抽象画を制作しています。半透明の布から透けて見えるキャンバスの木枠は支持体に染み込んだ絵具と調和し、静寂で奥行きのある空間を感じさせます。初期作品では静物をモチーフとした具象画を描いており、近年の抽象画への変化は彼の「見ること」に対する意識の転換といえます。支持体に染み込み定着された色彩と筆致から想起させられる彼の身振りは絶え間なく変化していく未来を、背後に見える木枠は遠い過去を想起させます。多層的な彼の作品は鑑賞者に豊かな広がりと発見を与えるでしょう。

グオリャン・タンは、1980年シンガポール生まれ。2003年にロンドン大学ゴールドスミスカレッジ ファインアート&クリティカルスタディーズ専攻を卒業、2015年にグラスゴー芸術大学 ファインアート専攻を修了。主な個展に、「Ghost Screen」Ota Fine Arts Singapore シンガポール(2017年) 「Play Dead」Space Cottonseed シンガポール(2012年) 、主なグループ展に、「Making Of An Institution」NTU Centre of Contemporary Art Singapore, シンガポール(2017年)、 「Suppose There is A」Institute of Contemporary Art Singapore, シンガポール(2017年)、 「Alpha Tango」Grey Projects, シンガポール(2017年), 「Of The Sea」Chatham Historic Dockyard, イギリス(2016年)、「í drögum / Prehistoric Loom IV」Akureyri Art Museum, アイスランド(2016年)。自身の作品と並行して、他作家を含むキュレーションや出版プロジェクト等にも意欲的に取り組む。主なキュレーションに「We who saw signs」Institute of Contemporary Arts Singapore (ICAS), シンガポール(2011年)、「Found & Lost」 Osage Gallery , シンガポール(2009年)、「Gloaming」Grey Projects, シンガポール(2008年)。主な評論/出版に「Excerpts from The Archaeology of Touch`s in Place.Labour.Capital.」published by NTU Centre of Contemporary Art Singapore(2017年)、「`Painting Time` in Impermanent Durations」published by RMIT/Lancaster Institute for the Contemporary Arts/Institute of Contemporary Arts Singapore(2016年)、「Amar Kanwar: The Sovereign Forest」Art Review Asia(2016年)、「Each Blade of Grass Each Shrub Each Tree」Art Review Asia(2016年)。受賞/レジデンスに、「NTU Centre Of Contemporary Art Singapore Residency」(2016年)、「Antje und Jürgen Conzelmann Preis」(2015年)、「Axisweb Artwriting Conzelmann Preis」(2014年)など。

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